勃起はするけどEDでセックスが不可能ってなに?

EDというと「勃起ができずセックスができない状態を指す病名だ」と考えられることが多いものです。
これは確かにEDを抱えている患者さんですとセックスそのものができなくなっていることも珍しくは無いため、決してこのイメージ自体が間違えているわけではないのですが、実際にはこのイメージはEDの一つの側面を指すものにすぎません。
EDはそれぞれの患者さんによって症状が異なる病気であり、その中には「勃起はするもののセックスができない」という状態もあるのです。
ではこれはどういった状態なのかと言うと、簡単に言ってしまえば「自慰を行うことはできるがセックスを行うことを意識すると勃起ができなくなる」という状態です。
これは一見すると非常に奇妙なもののようにも見えるのですが、これは「心因性ED」である可能性が高い症状だと言えます。
心因性EDとは肉体的には何の問題も抱えていないもののメンタル面に何らかのストッパーが存在しており、そのストッパーが特定のキーワードや状況に反応することで勃起が妨げられてしまう状態です。
特に多いのが「妻や恋人とのセックスの際だけ勃起ができなくなった」というケースで、この場合ですと過去に女性との関係で何らかのトラブルがあってそのトラウマがセックスを避けなくてはならないとして肉体に影響を及ぼしている、妻や恋人のことに関して強い悩みやプレッシャーを抱えているため状況を変化させる可能性のあるセックスができなくなっているといったようなことが考えられます。
この「勃起ができるのにセックスができない」という状態は時としてそのセックスの相手から「愛情が冷めている」と誤認される原因にもなりますので、EDの中でも特に早めの対応が必要になる状態であると言えます。